とある死にたがり学生の受難

ネガティブな学生が日々感じたことをそれっぽくかいています。

地獄の底で待っています。

地獄の底で待っています。

わたしの居場所は低い低い堕ちた者ばかりのまるでスラム。
そこにいるのが嫌とは言わない。そこから這い上がる気力も力もないのだからそこに順応するしかないだろう。

そうして地獄の底でわたしの居場所を、消えかけの居場所を無理矢理作り上げて貴方を待っているのです。

天使の様に遠い空を自由に飛ぶ眩しい貴方を。

そのへんに落ちている鉄屑を、ボロボロと崩れ落ちた人としての気持ちと良心と、その他諸々を組み合わせてガラクタの塊で出来た銃で貴方を撃ち落とすのだ。

他の天使たちがボロボロ落ちてくるのはどうでもいい。わたしの目当ては貴方だけ。

自由に飛ぶ貴方を狙うのは相当困難で。
それでも何度でも引き金を引こう。


ねえ、愛しい貴方よ。わたしは何度でも引き金を引くから。早く早く堕ちてきて。


地獄の底で待っています。